里山の保全・再生活動を行う塩谷町の「くまの木里山応援団」が発足から15年がたった。ここ5年は活動拠点を増やし、他団体や自治体と連携協定を結び、収益化も見据えて伐採木の多様な利活用策を探るなど新たな展開を見せる。地域資源を持続的に活用するモデルケースとなるか注目される。
昨年11月中旬、同町大久保のゴルフ場「ロペ倶楽部」の里山会場で開かれた「たかはら里山の集い」。「森林の高齢化は深刻な問題。この場所での活動が若返りを促進させ再生するモデルケースになれば」。同ゴルフ場の中楯正也(なかだてまさや)支配人(56)は参加者約30人を前に力を込め、ゴルフ場内の放置林で応援団が進める整備手法に手応えをにじませた。
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