超音波診断装置の隣に立つ瀧口社長(右)。左はドレバロウスキー執行役最高内視鏡事業責任者と超音波内視鏡装置=15日夕、東京都

 キヤノンメディカルシステムズ(大田原市下石上、瀧口登志夫(たきぐちとしお)社長)とオリンパス(東京都新宿区、シュテファン・カウフマン社長兼最高経営責任者=CEO)は15日、都内で記者会見を開き、超音波内視鏡システムで協業することで合意したと発表した。超音波内視鏡検査で使用する診断装置をキヤノンメディカルが開発・生産し、オリンパスが販売する。シナジー(相乗効果)を発揮し、早期発見が難しいとされる膵臓(すいぞう)がんなどの診断向上を図る。