【大田原】第12回しもつけ新聞スクラップ作品コンクール(下野新聞社、下野新聞下野会主催)の県北展が12日、美原1丁目の東武宇都宮百貨店大田原店1階で始まった。県北エリアを中心とした入賞作品42点が展示されている。15日まで。
同コンクールは小中学生の読解力や表現力を育むことが狙い。今回は児童生徒525人から382点の応募があり、同エリアでは大田原中3年吉田愛菜(よしだあいな)さんと同向山芽依(むかいやまめい)さんの「『ヤングケアラー』を知る事から始める~過酷さと共に暮らす尊さと~」が最高賞の下野会賞に選ばれた。
会場には次世代型路面電車(LRT)や持続可能な開発目標(SDGs)、県内各地の祭りなどをテーマに、レイアウトや見出しに創意工夫が見られる力作が並ぶ。那須塩原市下永田1丁目、主婦松江幸恵(まつえゆきえ)さん(41)は「分かりやすくまとめた上で、自分の意見をしっかりと伝えていてすごいですね」と感心していた。
午前10時~午後7時(最終日は4時)。