「め組白鴎」の大塚さん(左)と松井さん

元双葉町社協職員(奥)から説明を受ける学生ら

「め組白鴎」の大塚さん(左)と松井さん 元双葉町社協職員(奥)から説明を受ける学生ら

 【小山】発足5年目を迎えた白鴎大の防災サークル「め組白鴎」が若者の目線で防災意識の啓発に取り組んでいる。活動の一環として、昨年11月には福島県内の被災地を巡る「防災スタディーツアー」を初めて企画。

 部長の法学部4年大塚小夏(おおつかこなつ)さん(22)は「現場は人の気配がなく、想像以上に復興が進んでいないことを実感した。10年たっても災害が続いている現実を多くの人に伝えることが自分たちの使命」と思いを新たにした。