栃木県は5日、能登半島地震で被災した石川県穴水町に県職員4人を6日から派遣すると発表した。
総務省の応急対策職員派遣制度に基づく対応。先遣隊となる4人は危機管理防災局危機管理課と消防防災課の各2人で、避難所運営や罹災(りさい)証明書交付などの災害対応業務の支援を行う。今後は県内市町と連携し、20人体制で支援業務に当たる予定。同町の災害対応業務が終了するまで支援を継続する。
また石川県の要請に基づき、災害派遣医療チーム(DMAT)の派遣も決めた。県医療政策課によると、済生会宇都宮病院、獨協医大病院、自治医大付属病院など10病院10隊が6日までに同県七尾市に入る。この他、県と宇都宮市、那須塩原市は同日、石川県内に給水車を派遣する。