【市貝】正月の伝統行事を継承しようと、第26回町書き初め大会(町、町書道連盟など主催)が4日、上根の町民ホールで開かれ、町内の4小中学校から26人の児童生徒が参加して半紙に向かった。
今年は「平和」がテーマ。小中学校の各学年ごとに「思いやり」「恒久平和」などの課題を、書道塾に通う人など対象のA部門と経験が浅い人のB部門に分かれて書いた。1時間の中で、参加者は家族の助けや励ましを受けながら一画一画丁寧に筆を運んでいた。
初参加した小貝小2年青木瑠璃(あおきるり)さん(8)は「なかよし」の出来に満足そう。母親の瞳(ひとみ)さんは「集中して書いていた。こういう機会はありがたい」と笑顔で話した。
最高賞の町長賞にはA部門高梨夢叶(たかなしゆめと)さん(小貝小5年)、高梨紗彩(たかなしさあや)さん(市貝中1年)が選ばれた。
参加者の全作品が6~20日、町役場ロビーに展示される。