【那須烏山】イチゴの本格的な出荷シーズンを控えJAなす南はこのほど、出荷規格を確認する目ぞろえ会を市内で開いた。
同JA管内では27軒が「とちあいか」「とちおとめ」「スカイベリー」の3品種を計約5ヘクタールで作付けしている。今季初めて、とちあいかの作付面積がとちおとめを超えた。同JAによると、出荷は11月上旬に始まり、夏の暑さにより例年より1週間程度遅かったという。出荷は来年5月末ごろまで続く見込み。
この日は生産農家21軒が同JA職員らから、とちあいか、とちおとめの2品種について規格ごとの大きさや形状、パック詰めの並べ方などについて説明を受けた。スカイベリーについても後日、目ぞろえ会を開く。
同JAいちご部会の磯春美(いそはるみ)部会長(57)は「管内は寒暖差があり、あまみが付きやすい産地。今年の味も申し分ない」と話した。