「銀行の持つ東北のネットワークが魅力的だった」
県央のサービス業の社長は切り出した。念頭にあるのは宮城県を地盤とする七十七銀行(仙台市)だ。この春から、福島県の郡山支店の担当者が会社に来るようになり、事業資金の融資を受けることにした。
同行は8月、法人コンサルティングの拠点を宇都宮市本町に開設した。同行担当者から「販路拡大につながる企業を紹介します」と説明を受けた社長。熱心な姿に好感も抱いた。
金融機関の競争が続く中、南下してきた同行に、足利銀行の幹部は「シェアが奪われる可能性もある」と危機感を募らせる。
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