自分で指先から採血し、血液検査を短時間で受けられる「検体測定室」が、一部の薬局やドラッグストアで展開されている。糖尿病などの早期発見や重症化予防が期待され、全国では1900店舗で運営されている。しかし、県内では10店舗と関東地方で最も少ない。認知度不足などが要因とみられ、県内での広がりを期待する声もある。旗振り役の自治医大内分泌代謝学部門の矢作直也(やはぎなおや)教授(54)は「検査が日常に近い場所に位置付くことで、多くの人が適切に予防するきっかけになってほしい」と訴える。
栃木市のウエルシア栃木日の出町店。店内の調剤薬局の待合室にパーティションで区切られた一角がある。検体測定室のブースだ。
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