【さくら】たかはらさくら青年会議所は23日、桜野の市総合公園多目的広場で子どもたちの職業体験などのイベント「将来への鍵」を開催した。同会議所創立50周年記念事業の一環。
多様な職業を紹介し、地元での就職や定住のきっかけをつくる狙い。
イベントでは同会議所エリアの矢板、さくら、塩谷の2市1町などから、警察、消防、建設、美容など全15の職業ブースが出展。パトカーや救急車、重機なども並ぶ会場に家族連れなど大勢が詰めかけた。
林業コーナーでは、のこぎりを使った丸太の切断と、おのによるまき割り体験が行われ人気を集めていた。矢板市から訪れた小学4年赤井眞椰(あかいまや)さん(9)は「作業は大変だったが、木が全部切れた時は楽しかった」と話した。
会場ではこのほか、生活相談や終活、フードバンクなどの無料相談会、飲食コーナー、ワークショップなど37ブースが軒を連ねた。