【壬生】町は22日までに、18歳以下の子どもがいる子育て世帯に、子ども1人当たり3千円分の町共通商品券(町物価高騰対策応援券)の配布を開始した。物価高騰の影響を受ける町民への経済的支援と消費の下支えをする目的で、子育て世帯への追加配布は今年が初めて。10月1日現在の住民基本台帳を基に、3257世帯に配布する。本年度中に19歳の誕生日を迎える子どもは対象外。

 また昨年に続き、町内の全世帯に3千円分の商品券を郵送する。住民基本台帳に記載されている世帯主が対象で、今年は1万6499世帯に郵送する。

 小菅一弥(こすげかずや)町長は「町民の経済的負担の軽減と生活向上に努めたい」と話している。商品券は順次郵送され、町内の約160店舗で来年2月29日まで使用できる。