次世代型路面電車(LRT)開業を記念した第37回宇都宮マラソン大会(宇都宮市、下野新聞社など主催)が19日、宇都宮市清原工業団地周辺で開かれた。軌道のそばを通るコースが新設され、4007人が力走。沿道から「LRTも頑張れ」との声援が飛んだ。
大会に合わせ臨時列車が出され、午前8時過ぎには清原地区市民センター前停留場から会場へ向かう多くの選手らの姿が見られた。
親子ペアの2キロからハーフ(21・0975キロ)までの5コース25クラスで清原中央公園を順次スタート。コースのすぐそばを行き交うライトラインとイチョウの黄色が映える中、快晴の宇都宮路を駆け抜けた。
3キロを走った同市石井小5年稲葉悠乃(いなばゆの)さん(11)は「走っているときにLRTを見ることができラッキーだった」と笑顔で話した。