無人のATMに電話で誘導して現金をだまし取る還付金詐欺の被害が県内で急増している。県警によると、1~9月で計10件だった被害が、10月は月末までの10日間ほどで7件と相次いだ。「闇バイト」への警戒が広がり、被害者から現金を直接受け取る「受け子」の確保が難しくなったため、増加したとみられる。
同月下旬、佐野市の60代女性宅に日本年金機構職員を名乗る男からうその電話があった。「年金の戻りがあります。ATMへ行ってください」と促され、女性は市内の商業施設へ。携帯電話で男と通話しながら指示通り操作すると、還付金はなく、逆に約98万円をだまし取られた。
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