旧篠原家住宅に展示された作品

旧篠原家住宅に展示された作品

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旧篠原家住宅に展示された作品 旧篠原家住宅に展示された作品 旧篠原家住宅に展示された作品

 【宇都宮】市ゆかりの若手芸術家の作品を展示した「旧篠原家アートデイ2023」が19日まで、今泉1丁目の国重要文化財「旧篠原家住宅」で開かれている。

 アートデイは、活躍が期待される芸術家に市が授与する「宇都宮エスペール賞」の受賞者を対象に、育成や支援を行う「プロポート事業」の一環。旧篠原家住宅で2年に一度開かれ、7回目となる。

 今回は、第5回受賞者の薄井隆夫(うすいたかお)さん(洋画)と第7回の片桐剛(かたぎりつよし)さん(同)、第9回の笹川(ささがわ)アツコさん(デザイン)の3人が計12点を出展。油彩画やアクリル画、パステル画、プロジェクターを用いた作品などが、旧商家の趣ある空間を生かして展示されている。

 友人と訪れた東宿郷3丁目、主婦権藤幸枝(ごんどうゆきえ)さん(44)は「明治期の建物と現代の芸術が融合した魅力的な空間になっていますね」と話していた。

 入館料は大人100円、小中学生50円(市内高校生以下は無料)。午前9時~午後5時。