那須町で2017年3月、登山講習会中だった大田原高山岳部の生徒7人と教諭1人が死亡した雪崩事故で、業務上過失致死傷罪に問われた男性教諭ら3人の第14回公判が14日、宇都宮地裁(瀧岡俊文(たきおかとしふみ)裁判長)で開かれ、死亡した8人がいた1班を引率した男性被告(55)の被告人質問を行った。
男性被告は雪崩が起きた斜面について「雪の量がそれほど多くなく、斜度などを考えて雪崩は起きないと考えた」と述べ、雪崩の予見可能性を否定した。一方、雪崩が起きた現場が事前に設定した雪上歩行訓練の範囲を超えていたとの認識も示した。
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