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白く初霜が付いた畑の下草=14日午前6時35分、宇都宮市篠井町

 県内は14日朝、各地で冷え込み、宇都宮で初霜を観測した。平年より7日遅く、昨年より18日遅かった。宇都宮の最低気温は2・6度。全14観測地点のうち真岡や那須烏山などで氷点下になり、宇都宮を含む9地点で今季最低となった。

 宇都宮地方気象台によると、上空の寒気と晴天の影響で、地表の気温が下がる放射冷却が起きた。午前6時ごろ、同気象台敷地内の芝で職員が霜を確認した。

 この日の最低気温は、奥日光が氷点下1・6度、真岡が同0・8度、塩谷と那須烏山が同0・6度など、5地点で氷点下を観測。今季最低となった大田原は0・2度、小山と鹿沼は1・9度、佐野は5・6度で、県内の観測地点によっては12月上旬並みの冷え込みだった。

 宇都宮市篠井町の畑では午前6時40分ごろ、草の葉や地表が白い霜で薄化粧していた。

 15日の予想最低気温は宇都宮が7度、大田原が3度となっている。