住宅建築・販売のグランディハウス(宇都宮市大通り4丁目、林裕朗(はやしやすろう)社長)は13日、2024年3月期の連結業績予想を修正し、今年5月公表の予想と比べ、売上高を10・0%減の540億円に引き下げた。経常利益は49・4%減の16億2千万円、純利益が54・5%減の10億円を見込む。
主力の不動産販売事業で、新型コロナウイルス下の住宅特需の反動が残る中、建材価格の高騰による住宅価格の上昇傾向が続き、需要が低迷。販売棟数見通しを当初の1500棟から1340棟に変更した。
同日発表した23年9月中間連結決算は、売上高が前年同期比10・5%減の247億2600万円、経常利益が73・6%減の4億7千万円、純利益は79・8%減の2億5100万円。建築材料販売、不動産賃貸の両部門は堅調だった。