めぶきFGの中間決算について説明する足利銀行の清水頭取(右)と常陽銀行の秋野哲也頭取=10日午後、宇都宮市内

 めぶきフィナンシャルグループ(FG)が10日に発表した足利銀行(清水和幸(しみずかずゆき)頭取)の2023年9月中間決算(単体)は、経常収益が前年同期比6・0%増の543億9千万円で、本業のもうけを示すコア業務純益(投資信託解約損益を除く)が3・2%増の176億9500万円、純利益は18・0%減の82億3600万円だった。貸出金利息やコンサルティングによる手数料収入が増加した反面、米国の金利上昇に伴い外貨調達費用が増加し減益となった。

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