栃木県鹿沼市北部の大芦渓谷の紅葉が見頃を迎え、赤や黄色に染まったオオモミジなどが山あいの清流を鮮やかに彩っている。
同市観光協会によると、紅葉は12日ごろピークを迎えるという。秋晴れの9日、同市草久(くさぎゅう)の東大芦川に架かる白井平橋周辺では、市内外から訪れた写真愛好家や観光客が、青空とのコントラストや色づき始めた緑から黄色や赤へのグラデーションを写真に収めるなどして楽しんだ。
両親と3人で訪れた佐野市、会社員林裕美(はやしゆみ)さん(55)は「毎年、古峯神社は訪れるが、ここに来たのは初めて。きれいな紅葉を両親に見せてあげられて良かった」と笑顔で話した。