【茂木】県立博物館が収蔵する狩野派の絵画を集めた地域移動博物館「かわいい狩野派大集合!」が12月10日まで、ふみの森もてぎで開催されている。今月11日には県立博物館職員による関連講座が開催される。
狩野派は室町時代から江戸時代を通して権力者の下で絵画制作を続けた絵師集団。その時代の絵師たちの作品のうち、モチーフにより第1章「どうぶつ」と第2章「ひと」に分けて狩野興以(かのうこうい)「月下猿猴図(げっかえんこうず)」など10点を展示している。
作品は「かわいい=ふと心ひかれるもの」の解釈で、鳥やサル、子ども、布袋などを取り上げた掛け軸や巻物、びょうぶなど、子どもでも楽しめる親しみやすい作品を選んでいる。
関連講座は11日午後1時半~3時、同博物館学芸企画推進員久野華歩(ひさのかほ)さんが展示解説を行う。定員40人。要予約。
入場無料。月曜休館。(問)ふみの森もてぎ0285・64・1023。
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