見頃を迎えているバラ

11月3日に始まる立体昆虫図譜展の展示品

見頃を迎えているバラ 11月3日に始まる立体昆虫図譜展の展示品

 【栃木】岩舟町下津原のとちぎ花センターで、秋バラが見頃を迎えている。

 同センターの花壇などに約600品種1200株のバラが植栽されている。同センターのオリジナル品種「とちはなローズ」や青色の「青龍(せいりゅう)」、各国の皇室にちなんだ名前の「ロイヤルローズ」などが鮮やかに咲いている。夏の枝切りの時期を遅らせたことで、今月半ばまで楽しめるという。

 今年は初の試みとして「バラマップ」を作成。園内に咲くさまざまな種類のバラを写真付きで紹介している。バラ担当の大川一美(おおかわかずみ)さんは「新品種のバラもある。マップを見ながら散策してほしい」と話している。

 また3~26日、多目的ホールでは特別展「マリーア・ズィビラ・メーリアン立体昆虫図譜展」が開かれる。自然科学者で画家のメーリアン(1647~1717年)の複製画と立体的な昆虫の標本35セットを展示する。

 いずれも入場無料。月曜休園。午前9時半~午後4時。(問)同センター0282・55・5775。