初雪がうっすらと積もった那須岳=22日午前5時30分ごろ、那須町湯本(那須ロープウェイ提供)

 県内各地で今季一番の冷え込みとなった22日早朝、那須町湯本の那須岳(茶臼岳)の山頂付近で初雪が降り、うっすらと雪化粧した。昨年より2日早く、ほぼ例年並みという。

 那須岳の7~9合目を結ぶ「那須ロープウェイ」によると、21日夜から22日早朝まで雪が降り、午前8時ごろには9合目にある山頂駅で氷点下1度を観測した。

 同ロープウェイの吉成聡(よしなりさとし)所長(38)は「これからの季節はいつ雪が降ってもおかしくないため、登山する人は温かい服や雪山装備をお願いしたい」と話した。

 宇都宮地方気象台によると、同日の最低気温は那須高原2・9度、宇都宮6・9度など14観測地点のうち11地点で今季最低を記録した。