エースとしての活躍が期待される作新の小川

投打でチームを引っ張る白鴎足利の昆野

県大会で打率6割6分7厘をマークし、首位打者に輝いた文星付の栗原

エースとしての活躍が期待される作新の小川 投打でチームを引っ張る白鴎足利の昆野 県大会で打率6割6分7厘をマークし、首位打者に輝いた文星付の栗原

 第76回秋季関東地区高校野球大会は21日、県営、清原両球場で開幕し、29日までの6日間、7県の代表15校が熱戦を繰り広げる。県勢は22日から登場し、本県2位の白鴎大足利が同日午前10時から清原球場で中央学院(千葉1位)と、同3位の文星芸大付が同日午前10時から県営球場で桐光学園(神奈川1位)と1回戦を戦う。同1位の作新学院は準々決勝が初戦となり、23日午前10時から同球場で明和県央(群馬2位)-帝京三(山梨2位)の勝者と激突する。来春のセンバツを懸け、各県の強豪を迎え撃つ本県3校の戦いを展望する。

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作新

 投手陣を中心とした堅守で勝ち上がり、秋連覇を果たした作新学院は2年連続26度目の関東出場。本県開催の関東大会で頂点に立った2016年の再現を狙う。

 県大会は全5試合でチーム防御率は1・98。4試合に先発した主戦の小川哲平(おがわてっぺい)は最速147キロの直球を軸に27回で27奪三振、自責点6。わずか4四死球と制球力の高さも光る。キレのあるスライダーが武器の右横手の石毛虹晴(いしげこうせい)も控える。