「釜川ふれあい広場」のミニガーデン。ハロウィーンがテーマ

「宇都宮市役所北側バス停横」のミニガーデン。白いベンチはフォトスポットとして利用できる

「ミスズ洋装店前」の応募ポスト。応募用紙も配布されている

「釜川ふれあい広場」のミニガーデン。ハロウィーンがテーマ
「宇都宮市役所北側バス停横」のミニガーデン。白いベンチはフォトスポットとして利用できる 「ミスズ洋装店前」の応募ポスト。応募用紙も配布されている

 おはようございます、ミワリーです。市花と緑のまちづくり推進協議会の「花と緑のウォークラリー」が15日まで、街なかで開催されています。参加して草花を巡ってみました。

 花と緑のウォークラリーは「花と緑のフェスティバル」の事業の一つ。街なかの6カ所のチェックポイントを巡り、キーワードを集め応募すると、正解者の中から抽選で「花と緑のギフト券」などが当たる。

気軽に参加

 参加に必要なのは応募用紙だけ。用紙は曲師町のミスズ洋装店前や宇都宮城址(じょうし)公園ものしり館内の応募ポスト、各チェックポイントで無料配布されている。筆記用具付きで気軽に参加できるのがうれしい。

 市景観みどり課によると、新型コロナウイルス禍の2021年に始まり、密にならずに街なかで花や緑と親しめるイベントとして継続しているという。「ウォークラリーの見どころは5カ所のチェックポイントに造られたミニガーデンです」と同課の垣生聡(はぶさとる)さん(44)と松本真弥(まつもとまや)さん(23)。ミニガーデンは市内の園芸店や団体などが1カ所ずつ担当した。「それぞれ特色ある内容になっています。花や緑のある風景を楽しんでください」と勧めてくれた。

程よい距離

 さて、応募用紙に載っていたウォークラリーの地図を参考に、ミスズ洋装店前から、ぐるりとチェックポイントを回った。約1・7キロ。ぶらりと歩くには程よい距離だ。

 お薦めのミニガーデンは一つ一つ内容が異なるので、訪ね歩くのが楽しい。例えば「釜川ふれあい広場」はハロウィーンがテーマ。オレンジ色のカボチャや花などが飾られ、実に鮮やか。黒い衣装の魔女の人形が、植木鉢で見立てた鍋を煮立てているという演出もあり面白い。

 「宇都宮市役所北側バス停横」は、ピンク色や紫色の花の立体的な装飾が華やかで、かわいらしい。フォトスポットとして、白いベンチも設置されていた。

 歩きながら目を引いた花も。みはし通りやシンボルロードのハンギングバスケットは、ちょうど目の高さにある。街なかに彩りを添えてくれているのを改めて感じた。ちなみに、みはし通りは同商店会と特別支援学校宇都宮青葉高等学園の生徒たち、シンボルロードは市民の作製だ。

 店先に飾られたプランター、木陰が心地よい街路樹、早くも落下した「旭町の大いちょう」のギンナン…。花や緑を感じながら歩くことがどんどん楽しくなった。街なかにもっと増やしたい。

   ◇   ◇

 草花を見て心が満たされ、楽しく歩いて健康になる。これで抽選に当たれば…。願いを込めて応募用紙を応募ポストに投函(とうかん)し、ウォークラリーを終えた。そうそう、この記事でキーワードの“ネタバレ”はなし。ぜひ参加し、歩いて集めてほしい。