【高根沢】宝積寺の桂林書道会のメンバーらによる「楽しい書の教室」書道展が11日まで、宝積寺の町図書館中央館2階で開かれている。小学生から80代までの65人が約280点を出品した。
第6回の今回は、主催する野中林雨(のなかりんう)さん(72)の作品コーナーを設置。今年3月、国内最大級の創玄展で大賞を受賞した「霧吹(きりふ)いて蛍籠より火の雫」(縦約130センチ、横約150センチ)をはじめ、17作品を展示している。
書道歴50年の野中さんは、町の書家で故小川仲秋(おがわちゅうしゅう)さんに師事。前衛書を基本としながら、「誰もが読める楽しい書」をモットーに創作活動や指導に当たっている。「皆、楽しみながら取り組んでいます。書道をこれからやってみたい人もぜひ会場へ足を運んでください」と話している。
入場無料。午前9時~午後7時(最終日は午後3時)。