労働基準監督署に未払い賃金の申告をした女性職員を不当に解雇した疑いがあるとして、栃木労働局真岡労働基準監督署が労働基準法違反の疑いで、真岡市議の男性(83)=5期=が理事長を務める特別養護老人ホーム「いきいき萌丘東ノ郷」(真岡市東郷)に、捜索差し押さえの強制捜査を行ったことが5日までに、関係者への取材で分かった。職員からの申告を受け、労基署が未払い分を支払うよう是正勧告した直後、施設は職員を解雇していた。労基署は関係資料を押収するなどし、事実関係を調べている。
「解雇に該当するような心当たりは全くなく、真面目に働いていただけなのに。なぜこんな仕打ちを受けるのか」。真岡市議の男性(83)が理事長を務める高齢者福祉施設で勤務していた女性は落胆し、不当解雇を訴える。
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