小山市役所

 小山市が2017~22年度に計65人の介護保険料の算定を誤っていたことが4日、市への取材で分かった。35人から計94万6400円を過大徴収し、30人に計87万6200円を過大還付していた。

 8月下旬にシステムを管理する会社から指摘があり、発覚した。市は月内に過大徴収の対象者におわびの文書を送り、還付する。過大還付分は時効のため、返還を求めない。

 市は、同様の算定誤りが今月発覚した宇都宮市と同じシステムを使用していた。