宇都宮地方法務局は10月29日、宇都宮市若草1丁目の「とちぎ福祉プラザ」で休日相談会を開催する。公証人、司法書士らが相続や遺言などに関する相談を受け付ける。
来年4月から所有者不明土地問題の対応として、土地や建物を相続した場合は、法務局に相続登記申請することが法律で義務化される。
同局によると、新制度開始まで半年となったが、国民の認知度は高くないという。相談会などを通じ、県民に対する周知や理解促進を図る。相談は1組当たり30分。
任意後見制度や公正証書遺言、土地の境界などをテーマにした講演会も同日、開催する。同局職員や土地家屋調査士らが講師を務め、制度内容などを解説する。
午前10時~午後3時。講演会は午前10時~午後0時半。相談会、講演会ともに予約が必要で、10月2日から受け付ける。
(問)同局総務課028・623・0911。