本格的な秋を迎える10月以降も、物価高が家計に重くのしかかりそうだ。食品などの値上げラッシュに加え、猛暑や雨不足の影響で一部の野菜の値段は既に上昇。長引く価格高騰に、県内の消費者などからはため息が漏れる。同月には酒税改正もあり、値頃感が特長だった第三のビールは値上がりになる。9月最後の週末に向け、小売店は売り場を増設するなどして駆け込み需要に備えている。
県内の最高気温が30度を超え真夏日となった28日、壬生町至宝3丁目のスーパー「コープおもちゃのまち店」。売り場の野菜を前に、同町の主婦(56)は「値段が上がった感じはするが、仕方がない。色や形を見ていい物を買うしかない」と割り切ったように話した。
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