センターで開かれた夏まつりで盆踊りを楽しむ参加者

 【鹿沼】銀座1丁目の複合施設「Center(センター)」で9日、イベント「夏まつりセンター」が開かれ、大勢の親子連れでにぎわった。

 子どもたちの社会勉強になる場をつくろうと、センターが企画して今年で2回目。栃木市都賀町臼久保で預かり保育などを行う「糸杉まなびの舎(いえ)」などが計6店を出店した。同舎の児童たちはかき氷を販売。栃木第三小4年牛山乙(うしやまおと)さん(9)は「年下の子にはゆっくりと話して接客するようにした。たくさん売れて良かった」と笑顔をみせた。

 イベントの最後は盆踊りで盛り上がった。生演奏の太鼓やギターに合わせ、「日光和楽踊り」、近畿地方の「江州(ごうしゅう)音頭」、昭和期に市内の芸妓(げいぎ)を中心に披露された「鹿沼音頭」を踊った。

 この日は今宮神社の「仮屋台奉納行事」が行われ、ぶっつけの音が各町で上がる中、競うようにして音頭を響かせ、参加者は汗を流していた。