4月の小山市議選で1票差で次点となった荒井覚(あらいさとる)氏(60)=無所属=からの審査申し立てを受け県選挙管理委員会は11日、票の再点検を16日に同市役所で行うと発表した。
同選挙を巡り、荒井氏は再点検を行うよう同市選挙管理委員会に異議申し立てを行っていたが、棄却された。荒井氏は棄却決定の取り消しと最下位当選人の当選無効を求め、県選管に7月7日付で当選の効力に関する審査を申し立てた。県選管は裁決を行うため再点検を実施する。
再点検では荒井氏と最下位当選の片山照美(かたやまてるみ)氏(67)=無所属=ら計3人の得票と無効票数などを調べる。