東京商工リサーチ宇都宮支店は7日、住宅建築工事のエヌズプランニング(足利市大橋町2丁目)が事業停止し、事後処理を弁護士に一任したと発表した。負債総額は約2億1700万円。

 東京商工リサーチ宇都宮支店によると、エヌズプランニングは2014年設立。欧風デザインの注文住宅をメインにリフォームや店舗工事も手がけていた。

 一方、設立以来、事業環境は厳しく、新型コロナウイルス禍が拍車をかけた。さらにウッドショックによる木材価格上昇で原価負担が増し、損失は拡大。多額の累積損失で債務超過となり、事業継続を断念した。