【小山】11月に創立150周年を迎える小山第一小は2日、記念事業の一環として、石に絵を描くストーンペインティングを同校体育館で行った。
絵を描いた石は、2021年に市役所が新庁舎に移転するまで使用された別館のコンクリート片。同館は約60年前までは同校の校舎だったといい、市からコンクリート片の一部を譲り受けたPTAがこれまで保管してきた。
児童約90人が参加し、大小さまざまな石にアニメのキャラクターや花などの絵を描き、カラフルに仕上げた。完成した作品は建物解体時の写真が載ったメッセージカードとともに持ち帰った。
6年立堀環太(たてぼりかんた)君(11)は「話を聞いて自分が絵を描いた石に歴史を感じた」、1年久保咲和(くぼさな)さん(7)は「クローバーや虹などいろんな絵が描けて楽しかった」と話した。