矢板署員らが見守る中、下校する矢板市東小の児童たち

矢板署員らが見守る中、下校する矢板市東小の児童たち

矢板署員らが見守る中、下校する矢板市東小の児童たち 矢板署員らが見守る中、下校する矢板市東小の児童たち

 【矢板・塩谷】矢板署は30日、管内の9小学校区で不審者対策などを図る「通学路警戒」街頭活動を始めた。署員らが9月27日まで適時、下校時の通学路に立つなどして児童を見守り、注意を促す。

 5、6月、矢板市内の通学路で、見知らぬ男性が下校する児童にスマートフォンを向けているのを見たとする情報が保護者から複数件、同署に寄せられた。市教委はこれらの事案を各小中学校に文書で通知し、注意喚起した。

 同署は各校の要望を基に場所を選び活動していく。この日は集中日として全校区で実施。東小区では同校南側通学路で山根徹(やまねとおる)署長はじめ、署員ら8人が下校する児童たちに「気をつけて帰って」と声をかけた。

 山根署長は「不審者を見かけたら、ためらわずにその時点で110番してほしい」と話していた。