公園内に並んだ子どもたち手作りの埴輪

 【宇都宮】「トワイライトフェスin飛山 ~マルシェとJAZZと時々はにわ~」が27日、竹下町の飛山城史跡公園で開かれ、家族連れなどでにぎわった。次世代型路面電車(LRT)の宇都宮芳賀ライトレール線の祝福事業の一つ。

 LRTの飛山城跡停留場から近い同公園の魅力を知ってもらおうと、宇都宮青年会議所(JC)が主催した。会場には、地元の清原地区の子どもたちに作製してもらった高さ15センチほどの埴輪(はにわ)500個を会場内に並べ、同公園の歴史を思わせる雰囲気をつくった。

 また、同地区の飲食店や農産物生産者の売店などが並んだ。広場では市内を中心に活動するジャズバンド「甲斐良信 Session Band」が生演奏を披露した。

 同JCの猪八重裕(いのはえゆう)研修委員長(37)は「歴史ある地域の魅力を知ってもらい、LRT沿線のにぎわい創出になればうれしい」と笑顔で話した。