【栃木】1923年の関東大震災から9月1日で100年になるのに合わせて、市栃木図書館は30日、同図書館で、家族や知人から聞いた関東大震災について話し合う「みんなで知ってみんなで考える おはなしcafe」を開く。
関東大震災を実体験として語れる人がほぼいなくなった今、参加者同士で伝聞や知見を交換、共有し、これからの防災につなげる。当時の人々が関東大震災をどう捉えたのか、ボランティア活動や流言飛語はあったのかなど、さまざまな角度から自由に話し合う。
市出身の版画家・彫刻家家鈴木賢二(すずきけんじ)(1906〜87年)の四女星野解子(ほしのときこ)さん(77)も参加し、鈴木が見た関東大震災について語り、関連した文学作品を朗読する。午後2〜3時半。参加無料。
(問)同図書館0282・22・3542。