宇都宮地方気象台は10日、台風7号に関連し、進路によっては14〜15日に県内全域で、警報級の大雨や暴風になる可能性があるとして警戒を呼びかけた。

 気象台によると、台風7号は10日、小笠原諸島・父島の南東を西に進んだ。その後は14日ごろにかけて暴風域を伴って東日本や西日本に近づく恐れがあり、15日午前に東海地方へ接近する見通し。

 県内は台風接近前の13日から、暖かく湿った空気の影響を受け天気が崩れる見込み。また台風の速度が遅い場合、その影響が16日以降にずれ込む可能性もあるという。

 気象台の担当者は「(人の移動などがある)お盆と重なるので、今後の降水量や最大風速予想に留意してほしい」と注意を促している。