水沼理事長(右)に目録を手渡す北村会長=28日午前、宇都宮市桜4丁目

 事件事故の被害者支援に役立ててもらおうと、生命保険協会県協会は28日、「被害者支援センターとちぎ」(宇都宮市桜4丁目)に10万円を寄付した。寄付は12回目で、累計231万6840円となった。

 同協会は、県内の生命保険会社22社、約5千人で構成する。浄財は会員会社からの募金を充てた。

 同センターで行われた贈呈式で、同協会の北村太(きたむらふとし)会長(58)は「熱心に活動されている皆さまに貢献したい。私たちの気持ちを受け止め、浄財を有効に使ってほしい」と話した。

 目録を受け取った同センターの水沼富美男(みずぬまふみお)理事長(75)は「運営資金の確保は課題で、貴重な浄財は活動の助けとなる。一円たりとも無駄にせず、支援に活用したい」と感謝した。