春は栃木県の気象の変化がもっとも大きい季節です。3月は平野部でも雪が降ることがありますが、3月下旬には桜が開花し4月からは気温もぐんと上がります。5月は晴れの日が続き、強い南風が吹くこともあります。
6月上旬に梅雨入りし、7月になると梅雨前線の動きが活発になって大雨をもたらすこともあります。7月下旬に梅雨が明けると、30度を超す厳しい暑さが続きます。「熱中症警戒アラート」が発表されることもあるので、こまめに水分を補給する、エアコンを使う、外出を控えるといった行動を心がけましょう。雷が発生しやすく、大雨やひょうが降ることもあるので注意が必要です。
9月以降も暑さが続きますが、次第に秋雨前線によって天気がぐずつく日が増えます。台風が発生しやすいのもこの時期なので、洪水や土砂崩れといった災害に巻き込まれないよう家族でも対策を考えましょう。11月になると山では雪が降り、平野部でも初霜や初氷が確認されます。
12月に入ると次第に冬型の気圧配置が強まり、年明けの1月から寒さが一層厳しくなります。空気が乾燥して火災が発生しやすくなるほか、平野部でも大雪が降ることがあります。