栃木県内は17日も気温が上昇し、午後6時までに男女計21人が熱中症の疑いで救急搬送された。このうち入院治療が必要な中等症は7人だった。
県内12消防本部によると、中等症で搬送されたのは10~90代。宇都宮市内では10代男性がランニング中に体調不良を訴えた。栃木市内では、90代男性が畑で倒れているのを家族が発見し搬送された。軽症は14人だった。
気象庁によると、同6時現在、佐野で県内最高気温の37・7度を観測するなど、県内14観測地点のうち7地点で35度以上の猛暑日となった。五十里(いかり)(日光市)では観測史上最高となる34・8度を記録した。
18日は宇都宮、大田原ともに最高気温は36度の予想となっている。