【那須烏山】八溝そばのPRを図る「寒ざらしそばキャンペーン」が8月1日に始まるのを前に、市や周辺3町などでつくる八溝そば街道推進協議会は11日、城東の「そば夢サロン梁山泊(りょうざんぱく)」で試食会を開いた。
協議会は1月、八溝地区で生産したソバ5・5トンを日光市内の清流に1週間浸した。寒風にさらすなどして熟成させ、8月1~15日のキャンペーンで八溝地区の約10店舗が同時に寒ざらしそばを提供できるよう、準備を進めてきた。
試食会では、協議会員や市内のソバ生産者ら約20人が今年の寒ざらしそばの出来を確認し、舌鼓を打った。下川井、農業男性(69)は「甘さと香りが十分にあり、そばそのもののおいしさを味わうため、塩で食べたいくらい」と笑顔を見せた。