県警が2023年上半期(1〜6月)に認知した児童虐待件数は前年同期比46件(25・4%)増の270件で、現行の統計を取り始めた07年以降で最多を更新したことが12日、県警のまとめで分かった。被害人数も88人(29・0%)増の391人で最多となった。暴言などの「心理的虐待」が41件増で全体を押し上げた。県警は全国の悲惨な虐待事件により、県民の児童保護の意識の高まりが増加の背景にあるとみる。県警は「家庭内の事案は発覚しづらい。迷ったら通報してほしい」と呼びかけている。
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