宇都宮市で生まれ育ち、太平洋戦争末期の1945年に宇都宮空襲を経験した同市簗瀬2丁目、元教員の越川栄子(こしかわえいこ)さん(89)が11日までに、自身の戦争体験をつづった絵本「子どものころの戦争の記憶」を出版した。620人以上の命が奪われた宇都宮空襲から12日で78年。越川さんは「戦争は常に弱い者に犠牲を強い、多くの人々を悲しみの底に引きずり込む」と強調する。平和への思いを込めた絵本を多くの子どもたちが手に取ってくれることを願う。
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