後半27分 栃木シティFCのDF鈴木裕がゴールを決める=CFS

 サッカー関東リーグ1部の栃木シティFCは1日、栃木市のシティフットボールステーション(CFS)で東京23FCと対戦、怒涛(どとう)のゴールラッシュで9-1と大勝した。通算成績5勝1分け2敗、勝ち点16。

 栃木シティは前半12分、FW田中(たなか)パウロ淳一(じゅんいち)のゴールで先制。同42分にMF加藤(かとう)カレッティ丈(じょう)が追加点を挙げた。後半は10分のFW戸島章(としまあきら)の得点を皮切りに、途中出場のDF鈴木裕斗(すずきひろと)が2点を決めるなど7得点。最後まで攻撃の手を緩めなかった。

 栃木シティFCは新加入の鈴木裕斗(すずきひろと)が後半19分からリーグ戦初出場。DFながら2ゴールで9得点大勝の一役を買い、「積極的に仕掛けにいこうと思っていた」と笑みがこぼれた。

 絵に描いたようなデビュー戦だった。ピッチに立ってわずか1分後、FW田中(たなか)パウロ淳一(じゅんいち)からのクロスに反応すると、「狙った所だった」と余裕を持ってワンタッチゴール。リズムに乗って後半27分にも2点目を挙げた。

 昨季は流経大ドラゴンズ龍ケ崎に所属。シティとはリーグ戦で何度も対戦し、「高い強度、攻めのスタイルに魅力があった」と練習会で見事合格を勝ち取った。「生き残っていくため、結果を出し続けていく」と成長を誓った。

 次戦は9日午後4時から、東京都北区の赤羽スポーツの森公園競技場で東京ユナイテッドFCと前期最終節を戦う。