「おいしい」と、みそ汁のおかわりの列に並ぶ児童たち

「おいしい」と、みそ汁のおかわりの列に並ぶ児童たち

「おいしい」と、みそ汁のおかわりの列に並ぶ児童たち
「おいしい」と、みそ汁のおかわりの列に並ぶ児童たち

 【茂木】町内に伝わる在来種の「小深(おぶか)在来大豆」の栽培を校内で続けている茂木小で6日、在来種の大豆や町内産コメの米こうじを用いたみそ汁を味わう活動を行った。

 天然素材の食品の普及活動を続けている神奈川県藤沢市鵠沼、梶本知美(かじもとともみ)さん(50)の「EARTHおじさんキッチンカー」が訪問。在来の大豆4種の種を花壇にまく作業を終えた4年生40人に、みそ汁を振る舞った。

 みそは、こうじ菌まで天然の素材で作られている。児童たちは香り豊かでこくのあるみそ汁を味わって「おいしい」と声を上げ、おかわりの列をつくった。

 篠原日心(しのはらにこ)さん(9)、桜井一翔(さくらいかずと)君(10)はそろって2回おかわり。「ふだんのみそ汁よりみその香りが強くて不思議」「味が濃くておいしかった」と驚いた様子で話した。

 児童たちは自宅栽培用にも在来大豆と竹製のプランターを持ち帰った。