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一部冠水した「栃木街道」=2日午後4時、壬生町

 宇都宮地方気象台は2日午後5時、「大雨と雷及び突風に関する栃木県気象情報」を発表した。関東甲信地方では2日夜から3日午前中にかけて、線状降水帯が発生し、大雨災害の危険度が急激に高まる可能性がある。

 栃木県では2日夜遅くにかけて局地的に雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる見込み。宇都宮地方気象台は2日夜遅くにかけて低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に、3日明け方にかけて土砂災害に警戒するよう呼びかけている。また、大気の状態が非常に不安定なため、2日夜遅くにかけて落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要としている。

 2日に予想される1時間の降水量は、北部、南部ともに多いところで50ミリ。3日午後6時までに予想される24時間降水量はいずれも多いところで、北部100ミリ、南部120ミリ。

 午後4時現在、県内では一部の道路が冠水するなどしている。