【鹿沼】第38回市美術協会展が18日、市文化活動交流館のギャラリーで始まった。同協会員35人による作品40点が展示されている。21日まで。
同協会は市内を拠点に創作活動を行う約70人で構成。二紀展や日展など都内の展覧会で入賞経験のある作家による作品を、市民に楽しんでもらおうと毎年開催している。
会場には洋画や水墨画、木版画、立体など幅広いジャンルの作品が並ぶ。屋久島の木の根を油絵で力いっぱい表現した「森の記憶」を出品した渡辺(わたなべ)ふく会長(71)は「(新型コロナウイルス禍による)自粛が終わり、会員たちが伸び伸びと描いた作品を楽しんでほしい」と話している。
午前10時~午後6時(最終日は4時半)。入場無料。(問)同協会事務局090・7412・6270。