県内各地の地酒を飲み比べできる日光市・鬼怒川温泉の初夏の恒例イベント「鬼怒川温泉地酒まつり 鬼喜座景(ききざけ)」が、東武鉄道鬼怒川温泉駅前の鬼怒川・川治温泉観光情報センターで開かれている。
市観光協会が県酒造組合などの後援を受け行っている地酒の試飲イベント。新型コロナウイルス禍のため開催は4年ぶりで、今回は市内の蔵元を含む県内各地の地酒29銘柄を用意した。
今回から共催となった同組合から酒を仕入れるようになったため、組合一押しのより質の高い新酒を楽しめるという。また、今回から「鬼喜座景」という副題を付け、アフターコロナに向けた新たなスタートとした。
同協会鬼怒川・川治支部の小野田祥一(おのだしょういち)所長は「栃木の地酒に触れて良さを知ってもらい、次につながれば」と話した。
同センターのカウンターで千円の飲酒券を購入し、酸度やアルコール度数などの資料を参考に酒を選ぶ。券1枚で5杯(約1合分)試飲できる。開催は6月30日までの金、土、日曜。午前9時半〜午後3時半。
(問)同協会0288・22・1525。