演奏する石橋高吹奏楽部のメンバーら

 【下野】下野署は13日、中大領のゆうがおパークで石橋高吹奏楽部による演奏会を開き、実施中の春の交通安全県民総ぐるみ運動をPRした。

 星野健一(ほしのけんいち)署長をはじめ、署員や市職員、下野地区交通安全協会のメンバーら約20人が参加。同運動期間中の演奏会は昨年、一昨年も計画されていたが雨で中止しており、今回が初開催となった。

 穏やかな気候の中、部員64人が「雨に唄えば」や「Official髭男dismメドレー」を披露=写真。約100人の来場客が手拍子したり、体を揺らしたりしながら演奏を楽しんだ。

 同校3年の田中利奈(たなかりな)部長(17)は「地域の方々にやっとお披露目できる機会となった。自転車と電車で通学しているが、時間に余裕をもって行動していく」と話した。

 演奏会に先立ち、星野署長が「音楽の力を借りて、ドライバーに安全運転の意識向上を図りたい」とあいさつ。会場では県警高速隊によるパトカー展示も行われた。