立夏を過ぎ、栃木県日光市の世界遺産「日光の社寺」周辺で新緑が深まり始めた。世界遺産の玄関口に当たる日光二荒山神社の神橋周辺ではゴールデンウイーク最終日の7日、訪れた人が傘を差し、雨でしっとりとぬれる緑に見入った。
この日は結婚式で神橋を渡る一行もいて、周囲は華やかな雰囲気に包まれた。6月の先進7カ国(G7)サミット男女共同参画・女性活躍担当相会合の市内開催を控え、外国人観光客の姿も多く見られた。
横浜市栄区、看護師島袋花(しまぶくろはな)さん(23)は「雨で景色は期待できないと思ったが、木々の緑と神橋の赤に霧がかかり、風情のある景色になっていますね」と感嘆していた。